本記事では「これから個人ブログやWebサイトをはじめる人」向けにおすすめのレンタルサーバーを紹介します。
こんな人におすすめの記事です
- ブログをはじめようと思っているが、どこのレンタルサーバーがよいか迷っている
- 現在契約しているレンタルサーバーから乗りかえを検討している
ブログをはじめようとして最初につまづくのが「レンタルサーバーはどこにすればよいか?」ですよね。
レンタルサーバーはたくさんありすぎて初心者は迷ってしまいます。
結論、今から個人ブログやメディアをはじめる場合は、わたしも使用して満足している「シン・レンタルサーバー」をおすすめします。
理由は国内人気No.1の「Xserver」と同じ機能性を持ちながら、安価に利用できて総合的にコストパフォーマンスが高いから。
また実際に利用してサイトスピードが非常に速いと感じているのも理由です。
本記事ではおすすめのレンタルサーバーを2つにしぼって紹介します。
- シン・レンタルサーバー
- さくらのレンタルサーバ
わたしは「さくらのレンタルサーバ」を約2年利用し、サイト速度を向上させるため現在は「シン・レンタルサーバー」を利用しています。
シン・レンタルサーバー
「シン・レンタルサーバー」は国内シェアNo.1の「Xserver」のシステムをベースとしたサーバーです。
「Xserverレンタルサーバー」と同じ機能性を持ちながら、安価に利用できるのが特徴。
2021年5月にリリースされたばかりの新しいレンタルサーバーですが、信頼と実績のあるエックスサーバー社が運営しているため安心感がありますね。
メリット
- 「Xserverレンタルサーバー」と同じ機能性
- 価格が安い
- サイト表示スピードが速い
- 独自ドメインの永久無料特典がある
- 契約後にプラン変更できる
- 無料お試し期間が1週間ある
- 信頼と実績のあるエックスサーバー社が運営している
デメリット
- 2021年5月にサービスを開始したばかりで情報が少ない
- 安定より革新性を重視している
当サイトで実際に使っている「シン・レンタルサーバー」は、今のところ不満はなく快適に利用できています。
「価格」「サーバー速度」「機能性」の3拍子そろった、自信をもっておすすめできるサーバーですね。
さくらのレンタルサーバ
「さくらのレンタルサーバ」はインターネット黎明期から実績のある「さくらインターネット」が運営しているサーバーです。
国内シェアNo.3(※1)と利用者数が多く、サーバーを安価に利用したいひとにおすすめします。
サイトの表示速度が他社と比較して遅く、契約後にプラン変更できない点がネックでした。
しかし2022年2月16日には新サーバーがリリースされ、表示速度は「最大5倍」という高速化が実現しました。
価格は据え置きのため、コストパフォーマンスが大幅に上昇し、今後期待できるレンタルサーバーでもありますね。
メリット
- スタンダードプランは価格が安い
- 老舗の大手で安心感がある
- 無料お試し期間が2週間もある
- 国内No.3の利用者数
デメリット
- サーバー速度が他社と比べて遅い(2022年1月時点)
- サーバーのコントロールパネルがやや使いづらい
- 契約後にプラン変更ができない
- ドメイン無料特典がない
わたしがWordPressでサイトを立ち上げるときに参考にした本も紹介しておきます。
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この本のとおり実行したらサイトをつくることができたので、「さくらのレンタルサーバ」を契約する場合は参考にしてみてください。
注意点は、この本で紹介しているのは「Lightning」というWordPressテーマであり、個人ブログというよりは実店舗をもっている人のホームページ向けの本となっています。とりあえずこの本を参考につくってみて、後からテーマなどカスタマイズするかたちになります。
価格とスペックの比較
価格については下記の通りです。
※各社のキャンペーンによって記載の価格よりも安くなっている場合があります。
個人で運営するブログで問題ないと考えられるプランを選定し、1年契約の月額としています。
サーバー | プラン | 初期費用 | 月額 |
---|---|---|---|
シン・レンタルサーバー | ベーシック | 無料 | 880円 |
さくらのレンタルサーバ | スタンダード | 1,048円 | 524円 |
上図のように初年度の費用(初期費用+月額)を比較すると、
- さくらのレンタルサーバ:7,336円
- シン・レンタルサーバー:10,560円
さくらのレンタルサーバーの方が安価ですね。
価格の比較に用いたプランのスペックもみておきましょう。
シン・レンタルサーバー | さくらのレンタルサーバ | |
ディスク容量 | 300GB | 100GB |
vCPU(リソース保証) | 6コア | なし |
メモリ(リソース保証) | 8GB | なし |
「さくらのレンタルサーバ」はvCPUとメモリのリソース保証がないのが不安材料ですね。
レンタルサーバーは1つのサーバーを契約者で分けて利用しているため、ある契約者のサイトに高負荷がかかると、別の契約者にも影響がでてしまいます。
そのため「別サイトの影響で高負荷がかかっても、最低限ここまでのリソースを保証しますよ。」というのがvCPUとメモリ保証になります。
「さくらのレンタルサーバ」はディスク容量・vCPU・メモリが劣ることがわかりました。
以上より私がコストパフォーマンスに優れていると考えるのは「シン・レンタルサーバー」です。
サイト表示スピードの比較
サイト運営をするうえで、ユーザーにとって大事なのが「サイト表示スピード」です。
ホームページをクリックして、なかなか表示されないとイライラしますよね。
「サーバー速度」は各社が国内No.1の座を争っていますが、ホームページを見ても初心者には違いがさっぱりわかりませんね。
わたしは「さくらのレンタルサーバ」から「シン・レンタルサーバー」に乗り換えただけで、サイト表示スピードが下記のように大幅にアップしました。
Google|PageSpeed Insights
- さくらのレンタルサーバ|スコア:30~40
- シン・レンタルサーバー|スコア:72
ただ「さくらのレンタルサーバ」は2022年2月16日に新しいサーバーをリリースするため、「サーバー速度」の向上が期待されます。
今後はどちらも「サーバー速度の差」は気にならないくらいになるかもです。
サイト速度は十分に満足
- シン・レンタルサーバー
2021年まではサイト速度が遅かったが今後に期待
- さくらのレンタルサーバ
まとめ
以上が「これから個人ブログやWebサイトをはじめる人」におすすめのレンタルサーバーでした。
項目 | シン・レンタルサーバー | さくらのレンタルサーバ |
---|---|---|
価格 | ◎ | ◎ |
表示スピード | ◎ | △ |
ドメイン無料特典 | あり | なし |
機能性 | ◎ | △ |
無料独自SSL | あり | あり |
プラン変更 | ◎ | × |
WP簡単インストール | あり | あり |
お試し期間 | 1週間 | 2週間 |
サービス開始 | 2021年 | 2004年 |
2021年5月にリリースしたばかりという点だけがネックですが、老舗で信頼のある「エックスサーバー」が運営しているので大丈夫でしょう。
また実際に使用していて不便に感じたことは一度もありません。
総合的にコストパフォーマンスに優れた「シン・レンタルサーバー」でWebサイトをはじめましょう。
※1)hostadvice.|2022の日本でのウェブホスティングのマーケットシェア