本記事ではクッションフロアを使って6畳の部屋をきれいにDIYする方法を紹介します。
この記事でわかること
- 6畳の部屋にクッションフロアを貼るための予算と必要なモノ
- クッションフロアの施工イメージ
フリーランスになると決めたものの、仕事の作業場所をどこにしよう…
と悩んでいませんか?
仕事する場所は大事ですよね。
できる限り快適なスペースを作りたい気持ちわかります。
でもフリーランス1年目からいきなりオフィスをレンタルするのはハードル高すぎますよね。
そこで本記事では、すでにあなたが所有している部屋に少し手を加え、きれいで仕事のしやすい部屋を低コストでつくる方法を紹介します。
具体的には、クッションフロアを購入して、既存の床材の上から貼っていきます。
わたしが実際に購入したモノと価格、施工イメージや難しかったポイントなどお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
先にイメージを紹介しておくと、左側が元のフローリング(築30年)、右側が上から貼ったクッションフロアです。
似たような色なので分かりにくいですが、すごくきれいになって暖かみのある部屋に変わりました。
予算はいくら?
まずは気になる予算です。
6畳の部屋にクッションフロアを貼るために必要な金額の目安をまとめました。
※わたしが新規購入しなかったものは価格を記載していません。
品名 | 数量 | 価格(税込) |
---|---|---|
クッションフロア(東リ:CFシート H) | 6m | 5,940円+送料900円 |
クッションフロア用カッター | 1個 | 3,850円 |
クッションフロア用両面テープ(幅50mm×20m) | 2個 | 2,128円 |
養生テープ(ニチバン) | 1個 | 316円 |
3Mマスキングテープ(幅60mm×18m) | 2個 | 485円 |
シームシーラー 50g入り | 1個 | 980円 |
定規 | 1個 | - |
カッター | 1個 | - |
はさみ | 1個 | - |
メジャー | 1個 | - |
ペン | 1個 | - |
ローラー | 1個 | - |
合計 | 13,699円 |
上記の金額はわたしが実際に購入したものなので、すでに持っているものに応じて金額は変わってきますね。
ざっくりと予算は1万3千円~1万5千円くらいみておくとよいでしょう。
ちなみにクッションフロアは楽天市場で購入し、その他はAmazonで購入しました。
小物はAmazonの方が安く少量で購入できたからです。
クッションフロアのDIYに必要なモノ
以下では、クッションフロアのDIYに必要なモノを順番に解説していきます。
クッションフロア
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クッションフロアは東リのCFシート Hがおすすめ。
カラーバリエーションが豊富で、楽天市場で1mあたり990円で購入することができました。(※ラグ&カーペットのコレクション)
無料でカットサンプルを取り寄せることができるので、一度サンプルを見てからデザインを決めるのがよいでしょう。
クッションフロア用カッター
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クッションフロアを部屋のコーナーに合わせてカットするのに便利なのが「クッションフロア用カッター」です。
何度も使わないので、Amazonで一番安い「クッションフロア用 ぴったりカッター」で十分ですね。
クッションフロア用両面テープ
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クッションフロアを貼るために必要なのが「両面テープ」です。
ボンドで貼る施工方法もありますが、今回は賃貸物件ではがすことも想定して両面テープを選んでいます。
6畳なら「クッションフロア用両面テープ(50mm×20m)」を2コ買っておけば問題ないでしょう。
わたしはメーカーが記載していた1畳あたり5.5mという記載を見て3コ買ったら、1コ半も余ってしまいました…。
マスキングテープ(太)
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賃貸物件の場合は、原状回復ではがすことになりますね。
マスキングテープの上に両面テープを貼ると、はがしたときにベタベタせずに取れるのでやっておくと良いでしょう。
「クッションフロア用両面テープ」の幅が50mmなので、それよりも太い60mmのマスキングテープを選びます。
戸建ての自宅なので「原状回復する必要ない」場合は、マスキングテープ必要ありません。
養生テープ
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養生テープはクッションフロアを固定して仮置きするのに必要です。
セロハンテープはベタベタしたりはがしにくいので、やめましょう。
つなぎ目処理剤
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6畳の部屋にはカットしたクッションフロア2枚分が必要なので、継ぎ目が生じます。
最後の仕上げで継ぎ目をふさぐために、継ぎ目処理剤の「シームシーラー」を使いましょう。
ローラー
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ローラーは必須ではありませんが、クッションフロアを貼ったあとにシワができないように"ならす"のに便利です。
カッター
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クッションフロア用カッターで切れない部分は、通常のカッターで切る必要があります。
定規
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カッターを使うときに利用しましょう。
できれば長くて固定しやすいものがあると便利ですね。
はさみ
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カッターが使いにくい場合は、はさみが切りやすいです。
メジャー
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メジャーはあったほうが良いですが、なくても何とかなります。
ペン
ペンはクッションフロアの裏面にしるしをつけたり線をひいて切るために使います。
マジックペンがあると養生テープにメモできますね。
施工にかかる時間
クッションフロアを貼るのが初めての2人で作業して3時間ほどかかりました。
1人でも施工できますが、はじめてやる方には少し大変な作業ですね。
2人で作業してサクっと終わらせるのがベストだと思いました。
施工の様子(イメージ)
それでは実際に施工した様子をみていきましょう。
写真と言葉だけでは伝えきれない部分もあるため、もっと細かくイメージしたい場合は、YouTube動画で検索するとよいでしょう。
施工手順は下記の通り。
- 6mで注文したクッションフロアを概ね半分にカット(最初から3mずつ注文してもOK)
- クッションフロアを床に置いて、両面テープを貼る位置取りをする(もう1本との継ぎ目となる部分の切しろを残しておく)
- マスキングテープを貼る(部屋の半分)
- クッションフロア用両面テープを貼る(部屋の半分)
- 部屋の形状に合わせてクッションフロアをカット
- 両面テープの白い紙をはがす
- 養生テープで仮止めしながら、少しずつクッションフロアを貼っていく
- 同様にもう1本のクッションフロアを貼っていく(継ぎ目で切る部分の合わせかた注意)
- 最後にシームシーラー(継ぎ目処理剤)ですき間を埋める
こちらが"クッションフロアを貼る前"のフローリングの状態です。
築30年ですが、まあそこまで汚い感じではないですよね。
まずは両面テープの下地となる「マスキングテープ(60mm)」を貼りましょう。
マスキングテープの上に両面テープを貼ります。
実際にクッションフロアを貼るときに白い紙をはがします。※はがしにくいので、爪をたてて頑張りましょう。
クッションフロア6mはこんな感じ。
幅は約1.8mあるので、かなり大きいですね。
床に置いて両面テープを貼る位置の目安にします。
今回は部屋の短辺方向に向かって貼っていきます。
長辺方向に貼ると6mでは足りなくなってしまうので要注意。
クッションフロアを試しに敷いてみると、こんな感じ。
色は似てるけど、印象はガラッと変わりますね。
クッションフロアはきっちり余らせても仕方がないので、ざっくりと半分くらいに切ります。
幅が長いので、定規で線を引いてハサミで切ることにしました。
コーナーに少し余裕を持たせ「クッションフロア用カッター」で切るとこんな感じ。
コーナーぎりぎりまでカットできないので、残りは通常のカッターやはさみで切りましょう。
カッターを壁に押し付けて平行に力強くやるときれいに切れますよ。
クッションフロア用カッターは刃が壁に届かないように設計されているので、壁を傷つけることもなく安心です。
部屋の四周に加えて、貼る面積を3~4等分するイメージで両面テープを貼り、クッションフロアを貼っていきましょう。
部屋の半分を貼ることができました。
パッと見はうまくできていますよね。
それでは部屋のもう半分に貼っていきます。
クッションフロア用カッターで切れない部分は、はさみやカッターで頑張って切りましょう。
ちょっとくらい失敗しても、コーナー部分は目立たないので、大丈夫です。
中央のクッションフロアが重なる部分は目立つので、最後は慎重に切って合わせましょう。
まとめ
以上が6畳の部屋にクッションフロアを貼るイメージでした。
最後に概略と気づいたことをまとめておきます。
- 予算は1万3千円~1万5千円
- 作業時間は約3時間(初心者2人)
- 部屋のコーナーに合わせてカットするのが難しい
- 上手くカットできなくてもコーナーなので目立たず気にならない
- 中央の継ぎ目は目立つので慎重にカット
- 床にクッションフロアを貼っただけで部屋の印象はガラッと変わり良い気分
それでは、クッションフロアを施工する際の参考になれば幸いです。